2010年8月31日火曜日

ペコ噛みすぎ

ペコです。
見てください、可愛いでしょう。決して親バカなどではなく、皆様にも概ね同意して頂けるレベルの可愛さだと思います。だってねえ、まだ体重20グラムぽっちでさー。ハムスターなんて大きくなっても小さくて可愛いのに、それがまだ子供だっつんなら可愛くないわけがないですよねえ。

とか言って、つい触ろうとすると、噛まれます。血が出るギリギリ手前くらいの強さで。

古来より、綺麗な薔薇には棘があると申しますか、ペコ、ほんとよく噛みます。もちろんわざとだったり、恐怖で噛むわけではないらしく、おそらく指でペレットを与えていたせいで(僕の臭いを覚えさせるため)、ケージに手が入ってくる=餌、と思って噛み付いてくるようなのです。証拠に、ケージから出ているときなど、状況によってはまったく噛むことはありません。

思えば死んだホッペも確かに小さい頃は餌と間違えてよく噛んでましたが、しばらくするとまったく噛まないようになりました。

でもペコの噛みっぷりは、当時のホッペより激しいのでちょっと不安です。こればっかりは性格的なもので、もしかしたらペコはいつまでも噛み続けるかもしれませんが、それはそれで仕方のないものです。噛むから可愛くないというわけではありません。でも濡れた巣材をちょっと取り替えようとするときまでも小指とか噛まれるので、それは不便ですなあ。

それにしても、あまりにも噛んでくるのでちょっとした実験(イタズラ)を仕掛けてみました。動画ですがご覧ください。

わかりますか?僕の指を噛もうとしても、回し車のせいで永遠に噛めないというわけです。
すまんペコ、面白かったよ。


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2010年8月30日月曜日

怒りのミカン

ねえ、ちょっと。ちょっと来て。

ん?ミカンどうしたの?珍しいねそっちから呼んで来るって。
いいからこっち来いっつってんだろ。
怖っ!いきなりどうしたんよ?
しかしこっち来いって言っても
俺ミカンほど小さくないからそっち行けないよ……
チッ。
この図体ばかりでかい無駄飯食らいが。
CO2ばっか排出してねえで
1日5グラムの飯で生活してみろよ環境破壊野郎。
しょうがねえ俺がそっち行ってやるよ。
そ、そこまで言う?ひどいよ今日のミカン……
で、用件は何?
いやさ、ここのブログって「ペコログ!」って名前だろ?
そうだよ。ペコとかミカンのこと書いたブログだからペコログ。
ふーん。
ところで、ペコがうちに来たのっていつだっけ?
8月17日だったかな。
ほーん。
じゃあ俺は?
えーと、確か1月18日?誕生日は9月23日だよね。
そうか。
そうかそうかそうかそうか。

で、何か気づくことないわけ?
え?何かって?
うーん、ミカンは冬の盛りに来て、ペコは夏の盛りに来たねえ。
ちげえよ!
お前はホントにピンボケ野郎だな。
いつもカレンが写真撮るとき
「カメラのピントが合ってない」って怒ってる割にはよ。
いいか、俺がここに来たのはペコより半年以上前だよな?
よく見てるもんだねミカン……。
まあいいや、うん、その通りだけどそれがどうかした?
つまり、俺の方がお前らとの付き合い長いし、
ホッペアニキがいなくなった今、この家のハムスター長は俺だよな?
そういうことになるねえ。
ミカンも大きくなったもんだよ。
じゃあなんでブログの名前が「ミカンログ!」あるいは「ミカログ!」
じゃなくて「ペコログ!」なんだよ!
このブログ開設したの、ペコが来て数時間後じゃねえか!
お前らとの付き合いもクソもねえよ。
そ、それは……!
いや違うんだミカン聞いてくれミカン。
ハムスターの性能のいい耳は言い訳を聞くために出来てるんじゃねえ。
いや、その、もちろん「ミカログ!」っていうのも考えたよ?
けどなんていうか、わかる?その語呂の悪さ。
語感の響きとしては、「ペコログ!」の方がいいかと思って……
その「ミカン」って名前つけたのもお前らじゃねえか。
しかも「ケージの保温のダンボールがミカン箱だったから」
なんつー適当な理由でよ……
うう、それを言われると……
ふん……。
その程度のモンだってことだよな、所詮お前らの……
あ!そうだミカン、ミルワーム食べる?
今ちょうどイキのいいミルワームが入ってさ。
ハイハイハイハイ食べます食べます!
ミルワーム食べまーす!は、早く……
何でもしますからミルワーム食べまーす!
ミカンちゃんはカショさんのこと大好きでーすミルワームくださーい!
ミルワームミルワームミルワームミルワーム……

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2010年8月28日土曜日

姫絹毛鼠は我らを救う

本当に愛が地球を救うのかはわかりませんが、ハムスターへの愛は、彼らを救うこともあり苦しめることもあると思います。

僕自身もとても人に誇れるような飼い方をしてはいませんが、世の中にはとても目を覆いたくなるような飼育をしているような人もいます。そのいくらかは、ハムスター愛がないゆえに、ということもありますが、大半は無知のせいです。飼い主に愛があっても、理性と知識がない。そのせいで苦しんでいるハムスターが沢山いると思います。もっと言えば、愛玩動物として人間に目をつけられた時点で、いや、人間が地球に誕生した時点で全てのハムスターに限らず動植物は苦しんで……などと言い出すとキリがないからやめましょう。

無知は罪、と言います。そして、無知の知という言葉もあります。人はいつまでも全てを知ることは出来ません。が、だからこそ切磋琢磨し、せめて理性だけは持って彼らに正しい形で愛を与えてあげなけばなりませんね。それが、彼らを自然界から引きずり出した者としての責任でしょう。
みたいな煩いことを考えているところに、今日のペコ。


彼女はどうもケージの環境に不満があるらしく、最近はたまに自分の棲家の周りを掘る姿を目撃します。(もちろん掘れるのは巣材の部分だけで、あとはプラスチックの部分をシャカシャカシャカシャカッて。)わかるよ、うんわかるよ狭いのは。だからもう少しだけ我慢してね。ちょうど今の暑さが終わるころには、水槽に変えようかと思います。

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2010年8月27日金曜日

独白

私、ペコです。

今ちょっと不機嫌です。

飼い主のアイツが、私に薬を飲ませようとしたんです。

「この薬は成長ホルモンの分泌を制御して、成長を抑えることができるんだよ。フィンガーファイブの真ん中の子供も事務所に飲まされそうになったとかオッサンになった今語ってたあの薬だよ。これさえ飲めば君はいつまでも小さくて可愛いままいられるからね……」

そんなこと言ってアイツ、私に無理やり飲ませようとしたんです。

だから、噛んでやりました。思いっきり。

普段「たかがハムスターに噛まれたくらいでビビりゃしねえよ」と嘯いてたのは誰でしょうね。

今、アイツは部屋の隅でガタガタ震えています。

毛布を頭からかぶって、たまに鼻をすする音が聞こえてきます。

今の私がちっちゃくて可愛いのは確かにわかるけど、大きくなった私は今度は綺麗になるの。

花になるの。蝶になるの。蝶よ花よとおだてられるの。
アイツにも、もう少しそういうところを学んで欲しいものです。

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2010年8月26日木曜日

3D睡眠

ミカンです。

これは何をしているところだと思いますか?興奮してケージの中を縦横無尽に動き回って回し車の上を通過しているところでしょうか?小さな金属ケージで飼ってる方には、見覚えのある光景だと思います。

しかし、違うのです。彼は、ここで眠っているのです。

おわかりでしょうか。この癖が始まったのは、おそらく7月あたりの暑くなってきた頃で、おそらくケージの中で少しでも風通しがよく涼しい場所をくまなく探しあげた結果、ここを見つけたようなのです。幅や奥行きという二次元の世界に加え、高さを含めた三次元的な視点で睡眠場所を選んでいるということで、この寝方を我が家では「3D睡眠」と呼んでいます。

しかしこれ、絶対に体に悪いですよね。さすがにここで長時間睡眠することはなく、10分もすれば降りてきて寝るんですが、骨にも悪いし降りるときに寝ぼけて怪我でもし兼ねません。残暑厳しい今はエアコンや保冷剤で暑さ対策はとっているつもりですが、この寝方が癖になったのか、1日に何度かこの光景が見られるようになりました。実際ケージの狭さに不満があるでしょうし、ハムスター貯金が貯まったら早めにもう少し広いケージを買ってあげなくてはいけませんね。これからは寒くなる一方ですし、水槽ケージにしましょうかしら。



ペコです。

まったくもうこいつはこいつで、最近は餌入れに寝るのが好きみたいです。実は死んだホッペも、体が小さいころは寝る姿勢こそ違えど、ここで寝るのが好きで懐かしいです。そのうちペコも餌入れが窮屈になって出て行くことになるんでしょうね……。
そういえば、今日でペコが来て10日が経ちました。特に問題は起きなくてよかったです。あと1000日は我が家にいて欲しいものです。

今、実家を離れて暮らしている方々は、最後に親御さんに会ってからどのくらいが経ちましたか?僕は、色々あって3年近く会っていません。向こうでは我が子に会うのを一日千秋の気持ちで待っていると思いますが(いや、こないだ電話したときには「便りだけ寄越せばどうでもいいよ」的なことを言われた気が……)、子供にとっては、たまには顔を見せないと、と思いつつも1年2年はあっという間に過ぎてしまいます。本当に、歳をとるにつれて2、3年など光陰矢の如しです。ですが、そんな矢のごとく過ぎ去る期間こそが、彼らハムスターにとっての一生なのです。それを考えると、1日1日というのも、ただ過ぎるに任せてはおれんなあ、という気持ちにさせられてしまいます。

というポエミーなお話で今日のブログは終わりです。

チューチュー(草々、みたいな感じで)

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2010年8月23日月曜日

ゴマちゃんとホッペ動画

今日のペコです。今日はケージから出して少しだけ散歩させてあげました。フローリングの隙間の塵に興味津々なようです。ちゃんと掃除せにゃ……。

で、そんな中で撮れたピンボケな一枚なんですが……。


あれ?あれれれ?これってもしかして……ここをこうすれば……


ゴマちゃん!



ところでホッペの生前、いくつか彼の動画を作っていました。本当は4本目も5本目も作る予定だったのですが……と、死んだ子の歳を数えるような真似はそろそろやめないといけませんね。ミカンもペコもいるんだし。とは言え、動画や写真のストック自体はまだまだあるので、今後新しく作ることもあるかもしれません。

というわけで、その動画をここで紹介します。ご覧になりたい方は「全文を表示」をクリックして下さい。

2010年8月22日日曜日

ホッペ追悼とミルワーム育成

今日で、ホッペが死んで一週間です。仏教的には昨日は初七日でしょうか。この一週間、長かったのか、短かったのか。少なくとも、ミカンやペコ達がいなければ、悪い意味で違った一週間だったろうとは思います。

今日は、カレンがホッペの写真を整理して、印刷してこんなものを作っていました。


ホッペの写真はそれこそ何百枚もあるので、これからもまだまだこのようなものは作ると思います。右上のエスプレッソ用のカップに入ってたころのホッペなんか、ちょうど今のペコくらいだったかなあ。左上のボサボサのホッペは、多分毛づくろいをしすぎたんでしょうが、僕はゾンビッペと呼んでいます。噛まれるのが怖くて軍手で触っていたころもあったあった。

という風に、飼い主としては見てて感慨深いラインナップです。このフレームは今はリビングの一等地に飾られています。


ところで、先日ミカンにあげたミルワームですが、あのときはせめてもの夏バテ対策だったので急いであげましたが、本来出荷されたばかりのミルワームは栄養バランスが悪く、自分でしばらく育ててからのほうがよいそうです。というわけで嫌々ながら飼育態勢を整えてみました。いや、意外と思っていたより嫌悪感は少ないものです。なんかのろまでどんくさい田舎少年みたいなもん?知らんけど。

以下、その作業の画像ですがなんせちょっとアレなので、どうしても見たい方は画像をクリックしてください。
  1. 容器を二つ用意して、元々あった床材(フスマと呼ばれるもの)とミルワームを分けます。ザルや漉し器を使うと良いようですが、今ミルワーム用におろせるものは手元にないのと、何匹入ってるか数えたいというしょうもない好奇心のせいで、一匹一匹ピンセットで移しました。
  2. 死んでいたのを20匹程度除いても、合計で170匹くらい入っていました。これで250円くらいです。これは命の値段としては安い……!合掌。ハムスターも安いですけどね。
  3. 容器にパン粉、食べ残しのペレット、野菜などを入れます。ミルワームは特にカルシウム面でのバランスが悪いそうなので、そのうちそういうものも加えようと思います。
  4. そして、ミルワーム投入。元気な個体はすぐに深く潜ってしまいました。死んだようには見えないけどずっと表面に留まっているのは脱皮かサナギ待ちなんでしょうか。
という感じです。ふと思いましたが、釣り餌として売られているゴカイやイソメと呼ばれる水棲ミミズみたいな奴らをハムスターに与えるのってどうなんでしょうか?あれなら釣り経験者の僕としては手掴みするのがそこまで嫌じゃないので助かるんですけどね……。

ともあれ、これでミルワームが元気に育ってうちの白いの二匹も元気になってくれると幸いです。

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2010年8月21日土曜日

ペコのブレイクダンス

まだまだ来て数日のペコですが、少しずつコミュニケーションの量を増やしていってます。今日は写真を沢山撮影しました。


もちろんこれはカレンのリクエストで作ったものです……。


ハムスターに可愛いリボンや帽子を乗せて撮ることがカレンの夢だそうですが、まだ来て間もないペコにそれをやらせるのは忍びないので、このような合成画像で我慢してもらいました。でもいずれ手に乗るレベルになったら本物のリボンを乗せられるんだろうな……。頑張れペコ!

そして、ビデオを構えてたら面白いのが撮れました。ご覧ください。


ハムスターはいつまでも可愛いものですが、20グラムサイズを楽しめるのは今だけです。沢山撮らなくては……。


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2010年8月20日金曜日

初ドライフルーツ

今日はペコにドライフルーツを与えました。ハムスターにあげるべき餌は、野菜や果物、そしてサプリメント風なものなど色んな種類がありますが、これから少しずつ偏食しない程度に色んな味を楽しませていきたいと思います。まだ一ヶ月齢なので最終ステップのミルワームはまだまだ先かのう。



で、ケージ内に設置してあるガラスコップの中で初めてのドライフルーツを口にしたペコなんですが、かなりお気に入りのようで、コップをそのままケージから出しても気づかないほどでした。食べ終わる前にはケージの中に戻したので、おそらく何があったか気づいてないのでしょうね。そのくらい激しい食べっぷりでした。次はカボチャの種あたりかな。

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2010年8月19日木曜日

三日目のペコ

ペコは今のところ、特に問題はないようです。それこそ最初に飼ったホッペのときは、一週間くらいはそっとしておくという鉄の掟がありながらも、あまりの可愛さについつい破ってしまうこともありましたが、今回こそは本当にそっとしておいてます。ええ、本当に……多分……。

二日目まではショップ時代に貯めた頬袋の餌だけで食事をすませていたみたいですが、今日の朝にはちゃんとペレットが皿からなくなっていました。よかったよかった。

しかし、「ホッペに似ている」という基準で選んだペコですが、実際に行動の端々にホッペを思わせるものが多々あって、そういうのをひとつ見つけるたびにカレンなんかは目頭を熱くしています。

ジャンガリアンは個性が激しいので、ホッペとまったく同じような子とはいかないかもしれませんが、少なくともはずれてはないようです。もちろん、ホッペとまったく違った子だったとしても、それで愛情が変わるということはありませんが。ホッペの影を求めてしまうのは、おそらく悲しみがある程度癒えるまでだと思います。



ミカンの方は、完全に夏バテです。保冷剤やエアコンで30度以上にはならないようにしているつもりですが、慢性的な暑さで大分参っているようです。そのせいで食欲もないみたいで、ついに僕たちもあのカンフル剤を投与することにしました。そのカンフル剤とは……


MEAL-WORMS!!

たまに食べさせるべき、という情報は知っていながらも、つい手を出しそびれるのが人の情。そんなミルワームですが、ホッペの死を経験した僕たちは、これで少しでも彼らのためになるならば、と与えてみました。おお、久々に見るようなテンションで食べ始めました。これだけで根本的な解決にはならないけど、少しでも元気になってくれたらいいなあ。ミルワーム、掴んだら暴れすぎ。そりゃそうだよね。彼らも生きてるんだもん。

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