2010年8月18日水曜日

ペコがやってきた

二日前のホッペが死んだ悲しみは癒しづらく、特にカレンの方は何も手につかない有様でした。そんな中、日用品を買うために今まで行ったことのないホームセンターへ足を運びました。そこで小動物売り場を見つけ、悲しくなるのはわかっていながらもついつい吸い込まれていきました。チンチラやモルモット、フェレット等には目もくれず、ジャンガリアンハムスターコーナーに一目散です。そこで見つけたのが、小さい頃のホッペに顔がそっくりな、「ペコ」でした。

そこのパールホワイトのジャンガリアンコーナーには、本当はオスとメスの二匹そっくりなのを見つけたのですが、オスの方は活発に動き回るし、他のハムスターとケンカするしで、大人しかったホッペとは顔は似ていても少し違う。対して、メスの方はケージの中で一番小さく、他のハムスターに踏みつけられても気にせず寝ている辺りが、性別は違うとは言え、初めてペットショップでホッペを見つけたときが思い返されます。本来ならば活発なほうが少しでも体力があって長生きするかもしれないので、そちらを選ぶべきなのかもしれません。しかし僕たちは、気づいたらそのメスのハムスターの会計手続きを済ませていました。気づいたら、というのは嘘ですけど。ほんとは熟考しました。

大事にしていたホッペが死んで二日後に新しいハムスターを飼う、ということには賛否両論あるかもしれません。新しいのを飼ったからと、悲しみがすぐに癒されるものか。新しいのを飼えばホッペのことを忘れるんじゃないか。いずれ訪れるペットの死の悲しみを増やすだけではないのか。と考えることもできます。

しかし、実際には何をしたところでホッペのいない悲しみは紛れるものではないのです。少なくとも何かをして紛らわそうとするならば、同じハムスターをまた飼う、という選択肢しかないのではないでしょうか。

かと言って、ただそのためだけの心積もりで新しいハムスターを飼うのではいけません。ホッペの代わりでありながら、それはそれで新しい一個の尊い生命です。だからこそ、ホッペより長生きさせる責任があります。

まあ、堅い話はこのくらいにして、このような経緯で我が家にやってきたペコを紹介します。



まだ来たばかりで、撮影のストレスを与えるには忍びないので、写真はペットショップから持ち帰ったときの箱だけです。しかしこの箱、本来は小鳥用みたいですが、小鳥入るのこれ?

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