2010年9月3日金曜日

料理の話も始めました/食べるアイツと山形のコイツ

皆様、お気づきでしょうか。右のサイドバーをご覧ください。

「ペコログ!」は、その名の通り我が家のハムスターであるペコを主体としたブログだったのですが、このたびほんの少しだけ料理ブログとしての道を歩みだすことと相成りました。

だってねえ、一応ほぼ毎日の更新を心がけているものの、実際毎日更新するほどの話があるかというとちょっと疑問なわけですよ。語りたがりの僕には、写真1枚載せて2、3行の気の利いた文章を書いておしまい、という器用なことができるセンスがないので、それならばいっそのこと料理の話でもしてしまえ!ということになったわけです。と言っても料理は得意というほどではなく、ただ自炊していますよというレベルなのですが……。

と言うわけで、よろしければこれからは料理のお話にも皆様にお付き合い頂けたら幸いです。



というわけで早速料理のお話です。まずひとつは、これだけブームになってしまっては非常に今更感の否めないテーマですが、「食べるラー油」です。最近は桃屋やS&Bの正統派食べるラー油を始めとして、自分で油を用意して作るタイプのものや、食べるラー油風味の関連商品も数多く出ていますね。我が家では専らS&Bの「ぶっかけ!おかずラー油」を愛用してますが、例によって毎日使うほどには財布の紐も緩くはないのでこれをモデルに自作しています。あ、今もまだお店ではなかなか手に入らないんだから、金がないことよりもそっちを言い訳にして自作してるって書けばよかった。

ともかく、我が家での自家製レシピは以下の通りです。最初の頃はもうちょっと色々入れたりしていましたが、今ではこれだけあれば大体近い味は出せるというレベルまで材料を削っています。まだ食べるラー油食べたことのない方や、欲しいけどなかなか手に入らない方はよかったら作ってみてください。



・材料
 サラダ油……100cc
 ごま油……150cc
 にんにく……5~8片(半玉ぶんくらい)
 玉ねぎ……中サイズ1/2
 アーモンド……20粒
 塩……小さじ1
 砂糖……小さじ1/2
 醤油……大さじ1
 韓国の唐辛子……小瓶の半分くらい
 鷹の爪(または一味唐辛子)……3本

・作り方
1.にんにくは1mm幅にスライスしておき、玉ねぎとアーモンド、鷹の爪は細かく刻んでおく。アーモンドは切れ味の良い包丁で、なおかつ怪我に注意して刻んでください。
2.まずサラダ油だけを鍋で中火にかけ、スライスしてにんにくを投入して揚げます。にんにくに色がついてきたらすぐに鍋から取り出し、キッチンペーパーの上に広げておきます。この頃には余熱で程よくカリカリしたきつね色になっていると思います。これは、ビニール袋に入れて粉々になるまで砕いておきます。
3.鍋に残った油に、刻んだ玉ねぎを投入。中弱火でじっくりあめ色になるまで揚げてください。
4.玉ねぎに色がついたら、すかさず火を止めて刻んだアーモンドを投入します。
5.1~2分ほど待ってから、韓国の唐辛子と刻んだ鷹の爪(もしくは一味唐辛子)を投入します。少し時間を置くのは、油の温度が高すぎて唐辛子が焦げるのを防ぐためです。韓国の唐辛子は見た目ほど辛くないので、基本的には色付け用です。綺麗な赤色にこだわらない方は鷹の爪や一味を少し多めに入れれば韓国の唐辛子は省いても構いません。もちろん、辛さの調節は鷹の爪の増減で対応して下さい。
6.ごま油を入れます。
7.塩、砂糖、醤油を入れてよくかき混ぜます。
8.砕いたにんにくを入れます。時間に余裕がある方は、あら熱が取れてから入れるとにんにくのカリカリ感をよりキープできます。
9.出来上がり。もっとにんにくの揚げ具合などに細心の注意を払えばうまくいくのかもしれませんが、このレシピだと多分そのまま食べると市販のものとは違って少し苦味を感じると思います。しかし何かにつけて食べると特に気にならないレベルです。にんにくをカリカリになる前に油から出せばいいのかもしれませんが、それだと砕く工程が不面倒でカリカリ感も犠牲になりますから難しいところです。

基本的に何にでも合う食べるラー油ですが、我が家では冷やし中華によく使っていました。タレだけ作り置きしておけば、あとは中華麺を茹でて適当な野菜やキムチを乗せれば完成なのでこの夏はよく食べたものです。



続いては、いわゆる「山形のだし」と呼ばれる、その名の通り山形県の郷土料理です。食べるラー油に比べると知名度は劣りますが、最近は市販のものをよくスーパーで見かけますね。例によってこれも我が家では自作しています。こってり代表が食べるラー油なら、さっぱり代表はこの山形のだしだと思います。西の横綱東の横綱というやつですね。

・材料
 キュウリ……1本
 ナス……中1本
 オクラ……5本
 大葉……5本
 ミョウガ……2本
 ゴマ……大さじ1
 だし昆布……5cm
 醤油……大さじ1
 塩……小さじ1
 酢……小さじ2

・作り方
1.オクラはさっと茹でておきます。
2.調味料系とゴマを除いた全ての材料を3mm角くらいにみじん切りします。ナスだけは2~3分ほど水にさらしておいてください。
3.全ての材料をよく混ぜます。
4.もう出来上がっちゃった!

もちろん、苦手な材料があれば各自で省いてもらって構いませんが、やはりキュウリとナス辺りははずせないと思います。これも何にでも合う食べ物ですが、ご飯や冷奴にかけることを推奨されているようですね。我が家では納豆に混ぜてよく食べています。もうねばねば地獄ですよ。戦国~江戸時代風に言えば「ねばねばいんへるの」ですよ。いっそのことすりおろした山芋と、ゆでたなめこ、そして冷蔵庫の奥に眠ってカビでねばねばしてる食材なんかも混ぜてねばねば無間地獄の世界に突入しちゃいなよ。僕はしませんがね。


というわけで、いかにも時勢に乗って乗り遅れた感じのレシピで始まった料理記事ですが、いかがだったでしょうか。今後も週に1、2回くらいのペースで出来たらな、と思います。よろしくおねがいします。

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