ペコ掘りすぎ

昨日に引き続き、「ペコ○○すぎ」です。

うちで使ってるケージは上部が金属で下部がプラスチックという、よく見かけるタイプのものですが、当然ながらハムスターがいくら床材を掘ったところで、ハムスターの薄い爪ではその先を掘り進むことはできません。しかしながら彼女は諦めません。いつまでも堀ります。シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ……と。よく知りませんが、仏教の考え方に「空（くう）」というものがあります。この漢字は「むなしい」とも読めますよね。仏教の祖である釈迦（しゃか）は、ハムスターのとる、こういった一見無為な行動の中に人間の業と呼べるべきものの真理を見出し、悟りを開いたのかもしれません。釈迦だけにシャカシャカシャカってね。つまり釈迦もハムスターを飼っていたということになりますね。

それはともかく、ペコも今の環境に何かしら不満があるからこその行動であることは間違いありません。もっとプライバシー性の高いような棲家が欲しいのでしょう……。

そうして果てしなく掘り続けるペコですが、最近は新しい方式を思いついたみたいです。例によって動画をご覧ください。

おそらく、回し車が回ることで、ただ地面のプラスチック面を掘るのとは違った手ごたえを感じることができるのでしょう。最近はただ掘るよりこっちのほうが多いです。困ったものですね。

しかも、本来の使い方では回し車をまったく使いません。使ってたのは最初の２、３日だけです。困ったものですね。