先日お伝えしましたが、9月15日はホッペが死んで一ヶ月でした。というわけで、きちんと写真を飾ったりして彼の死を悼みました。
左のくるみは、ホッペが直前まで取り組んでいたもので(ただの一度も開けたことはありませんが)、右の小瓶には彼の毛とヒゲが入っています。感染症などで死んだわけではないので、こうして保存しています。いずれはアクセサリー的なものに加工できたらと思っています。もうちょっと技術力が進んだらこれで彼のクローンを作ることもできるやもしれません。倫理的な是非はどうでもええねん。つっても理論上そういうのには毛根が必要なんだっけ?
ミカン「ホッペ先輩……」
50万円。
これは、カレンにとってホッペが一時間でも戻ってくるなら喜んで支払ってもよい金額だそうです。もちろん一般的な収入の金銭感覚の上でね。おそらく本音だと思います。
さあさ、湿っぺえ話はこれくれえにして、今からは料理のわでえ(話題)だいっ!このブログにハムスター話を求めて来た奴らはけえったけえった!
さて、今日のレシピはタイトルにもあります通り、出来合いのものや、レトルトパスタソースを除いて最も簡単かつお金もかからず、それなりの味の保証がされた「和風バター醤油パスタ」です。我が家ではなるべく出来合いのものやインスタントには手を出さないようにしているので、忙しいときや風が吹かずに家業の桶屋が儲からないときなどよく作って食べています。ちなみにこの作り方だと洗い物は鍋ひとつとパスタの水切り用のザルだけになります。
・材料
パスタ……300g
お湯……3リットル
塩……30g
サラダ油……大さじ1
(以上パスタ茹で用)
塩……小さじ1
醤油……大さじ1.5
和風顆粒だし……小さじ1
バター又はマーガリン……60g
胡椒……少々
レモン汁……少々
・作り方
1.鍋に3リットルの湯を沸かし、塩とサラダ油を入れてパスタを茹でる。茹で時間はパッケージの時間より1分短く。もちろん電子レンジで茹でるタッパみたいなのがあればそっちで茹でてもらっても構いません。
2.茹で上がったパスタを取り出し、その鍋に残っているお湯を捨てたらパスタを鍋に戻し、まずバターを手早く全体にからめたあと、レモン汁を除いた残りの調味料を入れてよく混ぜ合わせます。
3.食べる直前に、お好みでレモン汁をふりかけて出来上がり。
画像にある通り、海苔や大葉をトッピングしたり、少し濃い目の味付けに作ってすりおろした山芋と絡めてもおいしいです。もちろんこれをベースに他の様々な具を入れて作っても構いませんが、今回は手軽さを追求しているのでこれだけです。
関係ないですが、最近どんな料理番組、本やレシピサイトやを読んでもパスタの項では「パッケージの茹で時間より1分短く」と書いてあるのを目にします。本格イタリアンがそれなりに庶民の舌に馴染んでアルデンテという言葉も常識となった現在、至極当然なことだと思いますが、それならいっそのこと最初からパッケージの方でも1分短く書いとけよ、と思います。が、それなら各パスタメーカーや各種料理本なども足並みを揃えないといけないし、過去の料理本との兼ね合いもあってうまくいかないんでしょうね。と思ったけど最近流行りの冷製パスタではきっちりパッケージの通りに茹でないといけなかったりして、どうにもなりません。
それともう一つ、今時は当ブログのように素人が作ったレシピを公開して皆でそれを共有ということが当たり前に行われており、当然僕も
クックパッドなどで色んなレシピを参考にさせて頂いておりますが、ちょっとのっぴきならぬ問題があることに気づきました。
皆さん料理用の大さじ小さじと聞いて思い出すのはどんなものですか?大小2つのスプーンがセットになったアレ?それならよろしい。しかし、お店では大中小の3つがセットになったものがよく売ってますよね。それが、15cc、10cc、5ccのものならこれも問題ありません。問題なのは、15cc、5cc、2.5ccのセットが結構売っているということです。15、5、2.5のものは、大さじ中さじ小さじではなく、大さじ小さじ、そして小さじ半分のさじ、言わば極小さじとでも言いましょうか。なのに、一般の人の中にはこのセットを「大・小・極小」ではなく「大・中・小」のセットだと思っている人が結構いるようなのです。このことによる弊害として、大きな料理ならさほど問題ないでしょうが、薄味が基本の料理やお菓子の隠し味として塩を効かせるようなレシピの場合、小さじ1と書いてあってその通りに入れると、しょっぱ過ぎて食べらんね!ということになります。おそらくレシピ作成者が勘違いをしているのでしょう。結局のところ、人様のレシピを拝借しようとしても、小さじいくらという記述があると毎回疑心暗鬼になりながら作っています。レシピだけ眺めてても明らかにおかしいと思えるときは自分で勝手に小さじ半分にして作ったりしていますが、毎回それが当たるわけではありません。しっかりしてくれレシピ作成者!という長い余談で今日の記事を締めくくらせて頂きます。